消費者法ニュース 第51号判例和解速報
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| 判例速報 No.505 (6頁) | |
| 訪問販売(詐欺取消) | |
| 要旨 | いわゆるクリーニング商法(無料でクリーニングすると偽って相手の家に上がりこみ、布団販売を行う商法)につき、詐欺取消・錯誤無効による既払金の返還が認められた事例(欠席判決) |
| 裁判所 | 札幌地方裁判所 村田龍平 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)10月23日 |
| 事件番号 | 平成13年(ワ)第1911号 |
| 業者名 | (株)ワールド・コーポレーション |
| 判例速報 No.506 (5頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 債権者は、貸金業法第43条の適用を主張するが、それを裏付ける資料を提出する意思がないものと認められるから、債務者の弁済関係と利息制限法に従って計算した結果を適用する |
| 裁判所 | 宇都宮簡易裁判所 下里敬明 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)6月4日 |
| 事件番号 | 平成12年(ノ)第537号 |
| 事件名 | 債務協定調停事件 |
| 業者名 | (株)商工ファンド |
| 判例速報 No.507 (5頁) | |
| 役務取引 | |
| 要旨 | 旅行業者で、査証の申請手続の代行業務も業とする被告は、イラン共和国の旅券と査証との関係について説明し、法律上の配偶者であるかどうかを原告らに確かめるなど、少なくとも査証を取得するには原告2を独身者として申請せざるを得ないことを説明して、原告らの承諾を得る必要があった |
| 裁判所 | 神戸地方裁判所尼崎支部 土居三千代 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)8月31日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第65号 |
| 事件名 | 損害賠償請求事件 |
| 業者名 | (株)スイートトラベル |
| 判例速報 No.508 (9頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 本件根抵当権は、被担保債権が存在しないままその実行手続が行われたものであって、その権利者である被控訴人に配当請求権はない |
| 裁判所 | 東京高等裁判所 鬼頭季郎・慶田康男・斎木教朗 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)6月28日 |
| 事件番号 | 平成12年(ネ)第3673号 |
| 事件名 | 配当異議控訴事件 |
| 業者名 | (株)トラスト |
| 判例速報 No.509 (3頁) | |
| 過剰融資 | |
| 要旨 | 過剰融資の主張をしているのに、それ以上審理をせず終結した裁判官に対して忌避申立をした事件で、忌避事由は認められないとしたものの、そのような訴訟指揮は国民の信頼を損ないかねないものであり、甚だ妥当を欠くと付言した事例 |
| 裁判所 | 福岡高等裁判所 井垣敏生 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)11月16日 |
| 事件番号 | 平成13年(ラ)第293号 |
| 事件名 | 忌避申立却下に対する即時抗告申立事件 |
| 業者名 | (有)ヒカリ商事 |
| 和解速報 No.510 (5頁) | |
| 取引経過開示 | |
| 要旨 | 弁護士の任意整理にあたり貸金業者が取引経過を開示しなかったことに対する損害賠償請求を提起した事件で、和解にあたり、貸金業者が今後は遅滞なく取引経過を開示し円滑な示談解決が図られるように努めるとの条項が挿入された事案 |
| 裁判所 | 大分地方裁判所 西村英樹 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)9月7日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第679号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求兼損害賠償請求 |
| 業者名 | 日新信販(株) |
| 判例速報 No.511 (7頁) | |
| サラ金(取引経過開示) | |
| 要旨 | 取引履歴文書の貸金業法施行規則17条の保存義務と文書提出義務は別であるとして10年前に遡り取引履文書の提出命令を出し、これに応じなかった被告を全面敗訴させた事例 |
| 裁判所 | 東京簡易裁判所 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)10月17日 |
| 事件番号 | 平13年(ハ)第5678号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件 |
| 業者名 | アイフル(株) |
| 判例速報 No.512 | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | (株)イッコーに過払金返還を求めた事案であり、争点は手形貸付形式による貸付につき、①法43条のみなし弁済の適用はあるか②イッコーの貸付は数個の個別貸付か一個の継続貸付か③過払いになる場合の弁済充当法について、であった |
| 裁判所 | 名古屋簡易裁判所 青木忠儀 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)10月29日 |
| 事件番号 | 平成13年(ハ)第4060号 |
| 事件名 | 過払金返還 |
| 業者名 | (株)イッコー |
| 判例速報 No.513 (24頁) | |
| 宗教 | |
| 要旨 | 元信者の原告8名が、教祖、宗教法人及びその関連会社に対し、教祖の予言に基づき出捐させられた土地購入代金、建物請負代金などについて、共同不法行為に基づく損害賠償を請求した事例 |
| 裁判所 | 札幌地方裁判所 橋本昇二・高瀬順久・島田正人 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)10月23日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第1652号 |
| 事件名 | 損害賠償請求事件 |
| 業者名 | 三穂希祐月こと岡民子、三穂の家(宗教法人)、(有)豊龍 |
| 判例速報 No.514 (18頁) | |
| 抵当証券(刑事) | |
| 要旨 | 元理事長を懲役4年の実刑。 元専務理事を懲役3年、5年間執行猶予としたもの。 背任・詐欺の事実を認定している |
| 裁判所 | 大阪高等裁判所 河上元康・細井正弘・水野智幸 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)12月26日 |
| 事件番号 | 平成11年(う)715号 |
| 事件名 | 背任、詐欺被告事件 |
| 業者名 | 木津信用組合 |
| 判例速報 No.515 (14頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 商工ファンドについて、貸金業法43条のみなし弁済の適用を否定した事例~商工ファンド過払い集団訴訟他 |
| 裁判所 | 東京地方裁判所 貝阿彌誠・久未裕子・佐藤卓 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)12月3日 |
| 事件番号 | 平成13年(ワ)第1502号他 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件 |
| 業者名 | (株)商工ファンド |
| 判例速報 No.516 (43頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 商工ファンドについて、貸金業法43条のみなし弁済の適用を否定した事例~商工ファンド過払い集団訴訟他 |
| 裁判所 | 東京地方裁判所 宮岡章・綱島公彦・福渡裕貴 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)12月19日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第7064号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件 |
| 業者名 | (株)商工ファンド |
| 判例速報 No.517(13頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 商工ファンドについて、貸金業法43条のみなし弁済の適用を否定した事例~商工ファンド過払い集団訴訟他 |
| 裁判所 | さいたま地方裁判所 滝澤孝臣・本田敦子・白﨑里奈 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)11月30日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第1839号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件 |
| 業者名 | (株)商工ファンド |
| 判例速報 No.518 (5頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 主債務者の既存貸付について開示せずに締結された連帯保証契約においては、控訴人(日栄)は、信義則上、被控訴人に対し、既存貸付についても保証債務を負担することを主張できない |
| 裁判所 | 大阪高等裁判所 加藤英継・窪田正彦・伊東正彦 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)7月10日 |
| 事件番号 | 平成12年(ネ)第1700号 |
| 事件名 | 債務不存在確認本訴、貸金反訴請求控訴事件 |
| 業者名 | (株)日栄 |
| 判例速報 No.519 | |
| 宗教 | |
| 要旨 | 霊視商法を行っていた明覚寺に対し、解散命令を出した事例 |
| 裁判所 | 和歌山地方裁判所 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)1月24日 |
| 事件番号 | 平成11年(チ)第4号 |
| 事件名 | 霊視商法事件 |
| 業者名 | 明覚寺 |
| 判例速報 No.520 (12頁) | |
| 先物取引 | |
| 要旨 | 先物取引損害賠償請求事案において、構造詐欺である「客殺し」が行われたと認定し、顧客の出捐額全額の賠償を認容した例 |
| 裁判所 | 神戸地方裁判所姫路支部 島田清次郎・正木きよみ・柴田誠 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)2月25日 |
| 事件番号 | 平成10年(ワ)第509号 |
| 事件名 | 先物被害事件 |
| 業者名 | 三貴商事 |
| 判例速報 No.521 (2頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 債務者の不当利得返還請求債権は、更生債権として届出をすることがおよそ期待できない債権であり、会社更生手続終結によっても免責されないとした |
| 裁判所 | 浜松簡易裁判所 村瀬憲士 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)2月12日 |
| 事件番号 | 平成13年(ハ)第798号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件 |
| 業者名 | (株)ライフ |
| 判例速報 No.522 (6頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 任意整理交渉において、過去3年分の取引履歴のみを開示し、それ以前の履歴については記録が存在しないとして開示に応じなかったサラ金業者に対して、過払金約6万円、慰謝料30万円及び弁護士費用5万円(計約41万円)の支払いを命じた事例 |
| 裁判所 | 大阪簡易裁判所 松本澄清 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)3月22日 |
| 事件番号 | 平成13年(ハ)第14140号 |
| 事件名 | 過払金返還等請求事件 |
| 業者名 | (有)セラミック |
| (判決文は本誌57頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.523 (1頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 取引履歴の全部開示を拒否したサラ金業者に対し、契約当初からの業務帳簿の提出を命じた事例(基本事件・大阪簡易裁判所平成13年(ハ)第14140号) |
| 裁判所 | 大阪簡易裁判所 松本澄清 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)3月1日 |
| 事件番号 | 平成14年(サ)第1577号 |
| 事件名 | 文書提出命令申立事件 |
| 業者名 | (有)セラミック |
| (判決文は本誌61頁) | |
| 判例速報 No.524 (29頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | (株)日栄の手形担保貸付につき、系列ごとに一つの貸付であり、日本信用保証に支払った保証料もみなし利息であるとして、利息制限法適用による過払金の元金充当を認め、過払金733万9152円の不当利得返還請求権を認めた事例 |
| 裁判所 | 京都地方裁判所福知山支部 松井英隆 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)3月15日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第9号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件 |
| 業者名 | (株)日栄 |
| (判決文は本誌19頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.525 (7頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 主な判断は次の三点。 ①借換の際の17条書面には現実の交付額の記載も必要(原審の判断も支持)②借換があっても一連の取引として引き直し計算して過払額を算出③取引経過の開示拒否は不法行為で弁護士費用の損害賠償肯定 |
| 裁判所 | 東京高等裁判所 淺生重機・西島幸夫・原敏雄 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)3月26日 |
| 事件番号 | 平成13(ネ)第4498号、平成13年(ネ)第6134号 |
| 事件名 | 過払金返還請求等請求控訴事件 |
| 業者名 | (株)エイワ |
| 判例速報 No.526 (19頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 商工ローンイッコーの継続的取引について貸金業法43条の適用を否定し、不当利得金の返還を認めた事例 |
| 裁判所 | 大阪高等裁判所 武田多喜子・松本久・小林秀和 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)2月27日 |
| 事件番号 | 平成13(ネ)第2076号 |
| 事件名 | 不当利得金返還請求控訴、同年(ネ)第2251号同附帯控訴事件 |
| 業者名 | (株)イッコー |
| (判決文は本誌51頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.527 | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 日栄の継続的取引について貸金業法43条の適用を否定し、不当利得金の返還を認めた事例 |
| 裁判所 | 京都地方裁判所 井戸謙一 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)1月25日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第1902号 |
| 事件名 | 不当利得金返還請求事件 |
| 業者名 | (株)日栄 |
| (判決文は本誌46頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.528 (5頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 日本信用保証(日栄)の保証債務について、保証は当初の単発の保証の意思であったとして保証債務を認めなかった事例 |
| 裁判所 | 横浜地方裁判所 山本博 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)1月28日 |
| 事件番号 | 平成13年(ワ)第665号 |
| 事件名 | 求償金請求事件 |
| 業者名 | 日本信用保証(株) |
| (判決文は本誌12頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.529 (6頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 債務者の日栄に対する利息制限法所定の金利を超える過払いがあるとして、不当利得返還請求を求めた件について、日本信用保証に対する保証料をみなし利息であるとし、多数回の取引は全部一体のものとして考え、超過利息は順次元本に組入れして計算し、不当利得返還請求を認めた事例 |
| 裁判所 | 山形地方裁判所酒田支部 馬場純夫 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)2月7日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第17号 |
| 事件名 | 不当利得金返還請求事件 |
| 業者名 | (株)日栄 |
| (判決文は本誌16頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.530 (6頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 日栄の継続的取引について借主の保証料等もみなし利息であるとして貸金業法43条の適用を否定し、不当利得金の返還を認めた事例 |
| 裁判所 | 大阪地方裁判所 山下郁夫・青木亮・小泉満理子 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)3月14日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第8265号 |
| 事件名 | 不当利得返還請求事件(本訴)、同年(ワ)第11063号貸金請求事件(反訴) |
| 業者名 | (株)日栄 |
| (判決文は本誌37頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.531 (18頁) | |
| 商工ローン | |
| 要旨 | 日栄の継続的取引について借主の保証料等もみなし利息であるとして貸金業法43条の適用を否定し、不当利得金の返還を認めた事例 |
| 裁判所 | 大阪地方裁判所 山下郁夫・青木亮・小泉満理子 |
| 判決日 | 2002年(平成14年)2月21日 |
| 事件番号 | 平成12年(ワ)第6667号(甲事件)、同年(ワ)第10356号(乙事件) |
| 事件名 | 不当利得金返還等請求事件(甲事件)、求償債権請求事件(乙事件) |
| 業者名 | (株)日栄 |
| (判決文は本誌27頁に全文掲載) | |
| 判例速報 No.532 (7頁) | |
| サラ金 | |
| 要旨 | 差押債権が、債務者に対する厚生年金給付が社会保険庁より振り込まれたものと認められる場合に、厚生年金給付が厚生年金保険法上の差押禁止債権であることを理由として、債権差押命令を取り消した事例 |
| 裁判所 | 横浜地方裁判所 田中治 |
| 判決日 | 2001年(平成13年)5月9日 |
| 事件番号 | 平成13年(ヲ)第111号 |
| 事件名 | 差押禁止債権の範囲変更申立事件 |
| 業者名 | (株)オーエスファクター |
| この決定の一週間後、差押債権者である業者は、本件債権差押命令申立事件の全てを取り下げた。 なお、申立人については、本件決定後に破産決定が下され、少額管財事件(免責調査型)として破産管財人が選任された。 | |
| (判決文は本誌62頁に全文掲載) | |
